品川区立小山小学校

　９月１０日（火）、都の事業「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」で、デフリンピアンが来校しました。デフリンピック・ブラジル大会金メダリストの佐々木琢磨選手とアジアデフ選手権大会銅メダル、第１５回日本デフ陸上優勝、２０１９年ジャパンパラ陸上優勝などの実績をお持ちの高居千紘選手です。

　６年生は事前に練習していた手話であいさつ。始めは、耳が聞こえないってどういうことなのか、日常生活での様子、デフリンピックのことなどを伺いました。そのあと、デフ選手が使う用具を使わせていただき実際に選手と走って競争しました。

「色でスタートの合図をするなんて知らなかった。」「普段、耳が聞こえているのが当たり前だけど、私たちはすごく耳に頼っているんだなと感じた。」「耳が聞こえづらくても私たちと変わらない。この先、聴覚障害の方に自分が何かできることはしたいし、手話も覚えたい。」「デフリンピアンと交流できて楽しかった。ぜひ、来年、デフリンピックを見に行って、応援したい。」など、様々な感想が聞かれました。

　この体験を通し、多くのことを学ぶことができた６年生。未来につながるとてもよい時間でした。